D-Project 温暖化対策プロジェクト
 D-Projectの概要

このプロジェクトは、“建物に関連して排出される二酸化炭素(CO2)を如何に削減するか?
”という課題に対して、具体的な解決案をモデリングし、実際の建物に適用して、その効果を検証する実証試験プロジェクトです。

実証試験に使用する建物は、高い目標値を設定する事、制約条件が多彩・多岐に及ぶ事、新たな試みを取り入れる事、明快な形で一定期間 “検証・評価”を必要とする事から、自社既存建屋としました。

プロジェクトは、茨城大学工学部 都市システム工学科 沼尾研究室との共同研究で行われています

1) 既存建物のCO2排出量 (プロジェクト実施前に、大気中に排出していた年間CO2量)

   過去3年間の平均電力消費量を下記換算値から計算すると、

   既存建物CO2排出量は、16,821Kg (16.8t)/年平均 であった。

   
※ 過去消費電力量は、電力会社請求明細を使用した。
      換算値:CO2排出量:0.555kg-CO2/kWh(地球温暖化対策の推進に関する法律施行令の値)    

2) プロジェクトのCO2削減率目標値 


   CO2削減率目標値は、2項目で構成した。
   建物性能アップによる削減率がプロジェクトの主体であり、PVはその補助として削減率向上に貢献させた。
(1部位を除く)

   CO2削減率目標値は、プロジェクト実施前の約80% とした。(不連続な目標値設定) 
  
   この目標値からプロジェクトによるCO2削減量は、  13,369Kg(13.4t)/年平均となり、
              プロジェクト実施後のCO2排出量は、 3,452Kg(3.5t) /年平均となる。

   CO2を削減する事は、電気エネルギーを削減する事であり、

   
CO2削減率目標値80%は、結果として電気料金を93.3%削減させる事
になる。



対象建物が使用時に消費するエネルギーは、ほぼ100%電気エネルギーである事から、過去の電力消費量を基にプロジェクト実施前のCO2排出量を求め、その比較でプロジェクトのCO2削減率目標値を決定しました。
この目標値は、プロジェクト検証期間の中で、月別に検証・評価されます。 

2010年1月
3) 目標値の検証と評価    

   目標値の検証は、毎月の電力使用量(電力会社請求明細)とPVの発電量、余剰電力売電量から 計算され月別に検証される。 
   検証・評価期間:2010年1月〜2012年12月 (予定)

4) 各種データーの蓄積と解析  (Weather Condition
   各種センサーを、必要部位に40ヶ所程度(観測系、制御系)設置した。
   これらは、設置されて いた気象観測センサー類のデーターと共に蓄積され、結果解析の為に使用される。 

検証 1年目: 2010年 終了        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  2010年結果概要 2011/01/13
検証 2年目: 2011年 終了  
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  2011年結果概要 2012/01/16

検証 3年目: 期間2012年1月〜12月    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  5月分 2012/5/15更新